新年挨拶

謹んで新年のお慶びを申し上げます。
旧年中は当協会の活動にご支援ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

2021年はコロナ禍の中、東京2020オリンピック・パラリンピック大会が開催されました。
無観客レースではありましたが、競泳の大橋悠依選手、本多灯選手ら日本選手の活躍をはじめ、
世界中のアスリートが競い合う姿に、オリンピックならではの感動を覚えた人達は多かったと思います。

2022年、当協会は設立20周年迎えます。また5月にはブラジルにてデフリンピック大会が開催されます。
新型コロナウィルス感染拡大が収束しない状況の中、学校の部活動が制限され、公共施設やスポーツクラブ、スイミングなどが営業自粛となり、活動場所をなくしたデフスイマーの方々も多かったと思います。そんな中、リモートを使ってトレーニングを行うなど、私たちは新たな生活様式を実践してまいりました。

まだまだ先行き不透明な状況ではありますが制限が緩和されつつある今、感染予防に徹してきたこれまでの経験を活かしながら、活動の機会を増やしていきましょう。

当協会もデフ子供水泳教室、合宿、日本ろう者水泳選手権大会開催などの企画を提供していきますので、引き続き皆様の温かいご支援、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

令和4年元日
一般社団法人日本ろう者水泳協会
理事長 豊田 律